NY株式市況に関して

NY株式概況:素材や半導体関連が上昇、不動産や銀行が軟調

23日のNY市場は上昇。ダウ平均は67.39ドル高の12086.02、ナスダックは14.43ポイント高の2698.30で取引を終了した。朝方は2月新築住宅販売件数が予想を下回ったことでもみ合う展開となったものの、著名ファンドマネージャーのビル・ミラー氏が株式相場に強気の見方を示したことで、引けにかけて緩やかに上昇する展開となった。

 

セクター別では、素材や半導体・半導体製造装置が上昇、一方で不動産や銀行が軟調。シカゴ日経225先物清算値は、大証比25円高の9405円。ADRの日本株はトヨタ<7203>、NTT<9432>、三井住友<8316>、コマツ<6301>、京セラ<6971>、富士フイルム<4901>など、対東証比較(1ドル80.92円換算)で全般小じっかり。

28日外国為替市場(FX)の東京市場では、前週金曜日にプロッサー・フィラデルフィア連銀総裁等、複数の米地区連銀総裁がタカ派的な発言をしたことから、米の早期利上げ観測が高まったことを背景に米ドル買いが優勢となった。ドル/円は81円40銭近辺から81円75銭近辺へ上昇。ドル/円の上げにクロス円は総じて連れ高となり、ユーロ/円は114円25銭近辺から114円95銭近辺へ、豪ドル/円は83円40銭近辺から83円90銭近辺へそれぞれ上昇。一方、ユーロ/ドルは取引開始後、ユーロ売りが優勢となり軟調に推移した。週末、地方議会選挙で、メルケル・ドイツ首相率いる与党が敗北したこと等を受け、ユーロ/ドルは一時1.4024ドルまで下落。その後、反発し1.4068ドルまで上昇したが、上値の重い展開となった。FX投資家はユーロドルなどユーロまたは米ドルがからむ通貨ペアに注目するべきであろう。